ホワイトニングをご希望される患者さんにはさまざまなケースがあります。例えば、美しいインプラント治療や審美性にこだわる他の治療と一緒に行われる方や、加齢による歯の変色や薬による歯の変色の改善を目指す方などです。

ホワイトニングだけでは改善が難しい場合には、セラミックを歯の表面に貼り付けたり、被せ物による治療など、他の治療方法や組み合わせての治療も可能です。お悩みやご要望、お気軽にご相談ください。

加齢による歯の変色

加齢による歯の変色は、エナメル質の表面に着色が起こること、象牙質の内部の色が濃くなること、またはエナメル質が薄くなることなどが挙げられます。これらの要因により、歯の色が変わってしまいます。ホワイトニングにより多くの場合、歯の色が白くなることを実感していただけます。

薬による歯の変色

歯が作られる時期にテトラサイクリン系の抗生物質を服用していると、歯への着色が起こり、テトラサイクリン歯という特有な色になります。このような場合もホワイトニングにより改善することができます。

ブライダルホワイトニング

最近では、結婚式前にホワイトニングを行う方が増えています。コーヒーやワイン、タバコのヤニなどによる表面の汚れをクリーニングで取り除き、ホワイトニングで歯を内側から白くします。新郎さま、新婦さまの口元が美しく自然な白さで輝きます。

お二人でホワイトニングを行う際には当院からのお祝いとしまして特別価格でのご提供をさせていただきます！
※結婚式前、前撮り前のホワイトニングをご希望の方は、期間に余裕を持ってご来院ください。（2ヶ月前にはご来院いただくことをお勧めします。）

就職活動に向けたホワイトニング

ブライダルホワイトニング同様、就職活動に向けたホワイトニングをされる方も増えています。
明るく白い歯は、清潔感と健康的なイメージを与えます。就職活動中だけでなく、その後の日常生活やビジネスシーンでも、自信を持って笑顔を見せることができます。
※就職活動前のホワイトニングをご希望の方は、期間に余裕を持ってご来院ください。（2ヶ月前にはご来院いただくことをお勧めします。）

ホワイトニングは、自然な白い歯を実現できる治療ですが、治療に際して事前にご理解いただきたい点があります。当院では、これらの注意点を事前にご説明し、患者さんが納得して頂いた上で治療を行っています。

白さの程度には個人差があります

ホワイトニングの際には、患者さんと事前に希望する歯の白さを相談し、それに合わせた処置を行いますが、歯自体や着色状況などの個人差によって効果に差が生じることがあります。そのため、ご希望の白さになることを保証するものではありません。また、まれに白さにムラが生じることもあるため、慎重にチェックしながら進めることが重要です。

白くなるペースに差があります

ホワイトニングの効果を実感するペースは患者さんによって異なります。一回の処置で劇的な白さを実感される方もいれば、何度かの繰り返しで効果を実感される方もいます。また、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングでも白くなるペースも異なります。

一時的にしみる可能性があります

ホームホワイトニング治療中に、まれに知覚過敏のような歯のしみる症状が生じることがありますが、これは一時的なものであり、治療後には症状が緩和されます。もし症状が気になる場合は、ホームホワイトニングを一時的に中断してください。またしみるのを緩和する薬剤も準備しております。

事前の治療・処置が必要な場合があります

ホワイトニングを行う前に、むし歯がある場合は知覚過敏の症状が起こりやすくなります。また、歯垢や歯石をしっかり取り除いてからホワイトニングを開始することで、より高い効果を期待することができます。当院では、事前にお口の状態を確認し、患者さんの状態に応じたアプローチを御提案いたします。

経年でわずかに白さが後戻りします

ホワイトニングを行っても、一生白い歯を維持することはできません。通常、ホワイトニング終了時の歯の白さを10とすると、2年～3年経過すると、歯の白さは8～7程度に低下することが一般的です。白さが低下した場合には、状況に応じて少しの追加ホワイトニングを行うことで、再びより白い歯にすることができます。（新たに1からホワイトニングをスタートする必要はありません）

• 妊娠中の方、授乳中の方
• 大きなむし歯や歯周病がある方
• 14歳未満の子ども（歯の成長に影響を及ぼすことがあるため）
• 無カタラーゼ症（ホワイトニングの主要薬剤である過酸化水素を、分解して無毒化する酵素｟カタラーゼ｠が先天的に欠損している遺伝性疾患）の方