インプラント|新宿御苑前駅・新宿三丁目駅の歯医者・歯科|新宿通り歯科医院

〒160-0022 東京都新宿区新宿2-8-1 新宿セブンビル204
TEL.03-6273-0018
WEB予約
ヘッダー画像

インプラント

インプラント|新宿御苑前駅・新宿三丁目駅の歯医者・歯科|新宿通り歯科医院

インプラント治療とは

インプラント治療とは

インプラント治療とは、欠損(歯を失った)場所に歯を入れる方法で、噛む力・審美性・耐久性において特筆すべき特長を持つ治療法です。一般的な歯の欠損に対する治療法としては、「入れ歯」や「ブリッジ」が一般的に挙げられますが、これらの治療法にはいくつかの課題が存在します。入れ歯やブリッジは公的保険が適用されるため経済的なメリットがあり、一般の歯科医院でも治療が可能です。しかし、噛む力や審美性(外観の美しさ)、耐久性といった面においては課題があります。また、入れ歯を使用する場合はお口の中の違和感を感じることがあり、ブリッジを選択する場合には周囲の健康な歯を削らなければならないという問題もあります。

一方、インプラント治療は公的保険が適用されず、自費診療となるため、費用が比較的高額になるという課題があります。また、適切な診察と手術ができる歯科医院も限られています。しかしながら、インプラント治療は入れ歯やブリッジと比べて、噛む力・審美性・耐久性において大きな特長を持つ治療法です。インプラントは人工的に歯根を再現するため、噛む力が復元され、自然な噛み心地を得ることができます。また、審美性にも優れており、周囲の歯と調和して自然な外観を実現できます。さらに、耐久性が高いため、長期にわたって安定した機能を保つことができます。

したがって、インプラント治療は一定の制約はありますが、噛む力・審美性・耐久性を重視する方にとっては非常に有益な治療法です。

インプラントについて

インプラントについて

インプラントは、長年にわたる研究と高い精度を持つ治療法として国際的に広まっています。この治療法では、チタンなどの頑丈な金属で作られた人工歯根を顎の骨に埋め込み、骨としっかりと結合させます。そして、その人工歯根を土台にして、自然の歯と同じような人工歯を取り付けます。これにより、噛む力が伝わりやすくなり、自分の歯に近い感覚を取り戻すことができます。

インプラント治療は、1本の歯を失った場合でも、複数の歯を失った場合でも、それぞれの症状に合わせた細やかな治療が可能です。この柔軟性が、インプラント治療が世界的に広まっている理由の一つです。医師は患者の具体的な状況を考慮し、最適な治療プランを立てることができます。それにより、患者は個別に合わせた治療を受けることで、自然な噛み心地や快適さを取り戻すことができます。

インプラント治療は、骨との結合が強固であり、人工歯が安定しているため、噛む力を効果的に伝えることができます。また、人工歯は自然の歯と見た目や感覚が似ているため、他人にはわからないような自然な見た目を実現できます。

これらの利点に加えて、インプラント治療は持続性が高く、長期的な解決策としても優れています。しっかりとメンテナンスを行い、適切なケアをすることで、インプラントは第二の永久歯となり、長い間快適に使うことができます。

このような症状でお悩みの方にお勧めです

  • 歯が抜けている箇所が気になる方
  • 入れ歯やブリッジでよく噛めない方
  • 入れ歯に強い違和感がある方
  • 部分入れ歯などの金属の見た目が気になる方
  • ブリッジ治療で健康な歯をなるべく削りたくない方
  • ご自身の歯で噛んでいる感覚を戻したい方
  • 入れ歯で口臭が気になる方
  • 入れ歯をやめたい方

インプラント治療の適応条件 

インプラント治療を行うにはいくつかの条件があります。まず、土台となる骨がしっかり残っている必要があります。骨の量が不足している場合は、「骨造成」と呼ばれる手術で骨を増やす必要があります。また、神経の位置関係や歯周病の進行度なども評価する必要があります。

インプラントは外科手術ですので、全身の健康状態が良好である必要があります。もし持病(心疾患、糖尿病など)がある場合、施術が困難な場合があります。成長発育中のお子様も、顎が完全に成熟していないために適していません。

手術後は、歯科医院での定期的なメンテナンスと毎日の丁寧なブラッシングが非常に重要です。これらのケアを怠ると、歯周病に似たインプラント歯周炎が起こり、土台の骨が失われ、インプラントを支えられなくなる可能性もあります。

インプラントの構造と素材

インプラントは3つの部品で構成されます。まず、土台となるのは歯槽骨に埋め込む「インプラント体」と呼ばれる人工歯根です。このインプラント体は、チタンまたはチタン合金で作られており、骨量や埋め込む位置に応じてさまざまな長さや太さが選択されます。次に、インプラント体の上部には「上部構造」と呼ばれる人工の歯が被せられます。上部構造の材質には、セラミック、ジルコニアがあり、強度や色調に違いがあります。また、人工歯根と上部構造の間には「アバットメント」という部分があり、アバットメントは2つを連結するだけでなく、人工歯根を保護する役割も果たします。アバットメントの材質には、チタン、ジルコニアなどがあります。

インプラントのメリット/デメリット

メリット

インプラント治療には以下のようなメリットがあります:

  1. 自分の歯と同じ感覚で食べ物を噛むことができ、味や食感をしっかり感じ取ることができます。
  2. 独立した治療が可能となるため、他の歯を傷つけることなく治療をすることができます。
  3. インプラントは天然の歯と変わらない自然な印象を与えることができます。
  4. インプラントは顎の骨に力を加えるため、顎の骨の痩せや吸収を防ぐ効果が期待できます。
  5. インプラントは通常の歯と同様のメンテナンスで維持することができます。

デメリット

インプラント治療には以下のようなデメリットがあります:

  1. インプラント治療では、顎の骨に人工歯根を埋め込むため、外科手術が必要になります。
  2. 公的保険が適用されないため、自費診療となります。インプラント治療は一般的に高度な技術と材料を必要とするため、治療費が比較的高額になる場合があります。
  3. 治療期間が比較的長いことが多いです。インプラント治療には、人工歯根が骨と結合するまでの時間が必要です。通常は数ヶ月から半年以上かかる場合があります。
  4. 重度の糖尿病などの疾患がある場合、治療が適用できないことがあります。一部の疾患や特定の健康状態では、インプラント治療が制約されることがあります。
  5. インプラント後メンテナンスが不十分だとインプラント周囲炎をひきおこすリスクがあります。十分なセルフケアの実施と歯科医院での定期的なメンテナンスが必要になります。

インプラント治療の手順

1

治療計画

当院では失われた歯の補綴において、患者さんの個別の状況に合わせたインプラント治療を提供しています。失われた歯の数や骨の硬さ、大きさ、位置などにより、さまざまな選択肢を検討します。患者さんのニーズや要望を総合的に検討し、最善な治療計画を立てます。

2

検査

手術前の術前検査を行います。糖尿病など全身疾患についての問診、歯周病検査、口腔内検査、レントゲン検査、CT検査を行います。

3

一次手術

まず術野のクリーニングを行います。局所麻酔のち歯ぐきの切開を行い、顎の骨にインプラント体(フィクスチャー)を埋入します。最後に開いた歯ぐきを縫合して終了です。手術時間は1〜2時間程度です。

4

抜糸、消毒

手術後約1週間で糸を取ります。消毒し経過の確認をします

5

インテグレーションと経過観察

インプラント体と骨が結合(インテグレーション)するのを待つため3ヶ月以上待時します。その間も定期的に、傷が開いていないかなど経過観察で来院いただきます。

6

2次手術と上部構造印象

歯ぐきを切開し、1次手術で埋入したインプラント体を露出させ型を取るためのパーツをつけて型を取ります。

7

上部構造装着

出来上がった上部構造をつけて完成です。

8

メンテナンスと定期検診

インプラントはメンテナンスが非常に重要です。インプラントを長持ちさせるに、日常の手入れ(セルフケア)とメンテナンスを行います。メンテナンスでは歯科衛生士が専用の器具を使用し徹底的にインプラント周囲を清掃します。また、定期的にかみ合わせの確認やレントゲン撮影をしてインプラント体の周囲の骨の状態を診査します。

〈歯科で行うインプラントのメンテナンス〉

  • 歯とインプラント周囲のクリーニング
  • インプラント周囲炎等の有無の診断(視診、触診、レントゲン検査、ポケット検査など)
  • インプラントの清掃法の再確認と指導
  • インプラントと歯ぐきの境目のクリーニング
  • 必要に応じて、人工歯を外しての確認と消毒清掃